あかるい鉛色
多くの人から好かれるよりも多くの人の記憶に残るよりも、たったひとりの自分がいちばん大好きな人だけに好かれ覚えていてもらうことの方が自分にとっては大事だ
という二次創作小説の一文が、ずっと残っている
ただ、それはもしかして大変に贅沢なことなのではないかと。読んだ当時は慎ましい願いの様に見えていたけれど。今になってふと、独占欲がべたべたに強い、言われた側への呪いの様な言葉だなと。
ちなみに自分もたくさんの人といっぺんに関わるのは難儀だと感じるので、後者の立ち位置が大変好ましい派閥です。まあ誰かにそれをわざわざ言う日が来るとも思えませんが。
創作の中の気持ちは共感できても、その台詞のそのままを現実に組み込むのはなかなか難しい。